トロントTIFFのボランティアに合格するためには？
当初、ボランティアに興味はありませんでした。
日本では平日は仕事、週末は友人と遊ぶ日々だったので、ボランティア活動とは程遠い生活でした。なので、初めて参加したボランティアはトロント。なんとなく、週末にすることもないからと、友人に付き添って行ったのがきっかけです。結果、もっと多くの友人に出会うことができ、カナダの企業に就職するきっかけになりました。
さて、2012年から気になっていたTIFFですが、今回（2016）初めて応募しました。世界的に有名な映画祭だからと気構えていたのですが...
1.TIFFってご存知ですか？
1976年に始まって以来、毎年9月にトロントで開催されている、国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の国際映画祭。
毎年、世界60ヶ国以上から選ばれた300本以上のフィルムが上映されます。
世界や北米またはトロントで初公開となる映画も沢山あり、TIFF で成功を収めることが、その後の映画の興行を左右するほど、重要な映画祭となっています。
アカデミー賞の前哨戦とも言われています。と言うのも、この映画祭で高評価を得たフィルムはオスカー獲得率が高いからなのだそうです！
すごいのは、各映画に出演している俳優達や監督もトロントへやって来て、上映前後に舞台挨拶に登場すること。世界中の映画業界のセレブ達500名が集うのです。来場客数では、ベルリン映画祭、カンヌ映画祭に次ぐ規模にまでなりました。
セレブに会えるなんて聞いただけで、胸がときめきますよね♪？
2.合格するためには？
- 履歴書を出す勇気...これが一番大事！
- シフトの融通が効くことをアピール
- 履歴書と志望動機をしっかり描くこと
感想としては、簡単。
というのも、一次審査（履歴書）が通れば、決まったも同然っといった感じでした。後にオリエンテーションや面接もあるのですが、私の面接で合否が分かれたとは言い難いです。
3.用意するものは....?
履歴書：オンラインで応募ですが、コピペできるように準備。
もちろん英文です。自信がなければ友人に見てもらうのがいいでしょう。ネイティヴに見てもらったからといって、安心は禁物。文法は直してもらえても、文書能力は別物です。
勇気：Submitのボタンを押せるかどうか。
4.一次審査に合格すると？
オリエンテーションと面接です。
まずは１時間程度のオリエンテーション。King st にあるBELLの建物の中で行われました。それぞれの担当のプレゼンテーションが半端なくエンターテイメント！
その後の面接は来場順で行われます。早く帰りたい人は早く会場に行くことをお勧めします。
質問の内容は３つだけです。
- 良いカスタマーサービスとはなんですか？
- 今まで接客や同僚との間で問題が起こった際、どう対処しましたか？
- なぜ〇〇会場を希望したのですか？（ボランティアしたい会場は自信で選択できる）
時間はたった30秒ほど。他の参加者にも何を聞かれたか確認したのですが、同じような内容でした。30秒で何がわかるのか？私は落ちたのか？と思ってましたが、8/17に予告通り合否が出ました。合格でした！
TOEIC230点の私がトロントに来ると決めた時、英語が全て聞き取れない状態で現地企業に応募した時、周りの方の後押しはもちろんのこと、どうにでもなれと勇気を出したから、今旦那と幸せに暮らせています。時々英語がまだまだだなって自信をなくすこともあるけど、これからも頑張って前進します♪
